おかしな話

更新:2026年01月21日

お菓子のこと

チョコとせんべいの“甘じょっぱ同盟”

1月も終わりに近づくと、街は少しずつチョコレート色に染まっていきます。バレンタインが近づき、甘い香りに包まれるこの季節。そんな空気の中で、ふと、こんな想像をしてしまいました。

「もし、チョコレートとえびせんべいが手を組んだら?」

香ばしさと甘さの出会い

一見、遠い存在にも思えるふたつ。片方はサクッと軽く、片方はなめらかな口どけという、それぞれ違った良さがあります。

チョコレートの奥にあるカカオのほろ苦い香りと、えびせんべいのふわっと広がる香ばしい海老の風味。素材は違っても、口に含んだあとに広がるおいしさが、どこか似ている気がします。甘さと塩味、しっとりとしたなめらかさと軽やかさ。相反するようで、実は補い合う関係なのかもしれません。

チョコにディップしてみると

大判のえびせんをチョコレートにディップしてみると、その相性がよくわかります。チョコレートの甘みがまずやわらかく広がり、あとからえびの香ばしさが追いかけてきて、思った以上に調和のある味わいに。

表面に砕いたナッツやカラーシュガーを少し散らすと、香りや食感に変化がつき、見た目もどこか華やかになります。ほんのひと手間で、いつものお菓子の表情が少し変わる。その変化を楽しむ時間も、またおいしさの一部です。

組み合わせる楽しみ

クランベリーやオレンジピールなどのドライフルーツをそっと添えると、また違う表情になります。チョコレートの甘さとえびせんの塩味のあいだに、フルーツの酸味がやわらかく入り込み、ほんの少しデザートのような仕上がりに。組み合わせを変えるだけで、味わいの印象がゆるやかに動いていく。決まった正解がないところも、こうした楽しみ方の魅力なのかもしれません。

甘じょっぱ同盟に寄せて

チョコレートと塩味のお菓子といえば、ポテトチップやあられのチョコがけを思い浮かべる方も多いでしょう。甘さの中に、ほどよい塩気を感じる“甘じょっぱい”味わいは、すっかり定番になりつつあります。

えびせんべいも、その仲間になれるはず。甘く、香ばしく、そしてちょっと意外。お菓子の組み合わせを気分のままに楽しむ。そんな余白が、おやつ時間を少し豊かにしてくれる気がします。ちょっと冒険してみたいとき、ぜひ一度試してみてください。