おかしな話

更新:2026年08月19日

山三商会のこと

インドの話

たくさんの外国人スタッフが働く山三商会

毎日暑い日が続いていますね。でも、そんな夏もそろそろ折り返し地点。まだまだ日中の気温は高いですが、早朝や夜の温度は少しずつ下がってきて、ピーク時の熱をはらんだ空気は次第に薄くなってきたように感じます。

さて、そんな暑い毎日ですが、山三商会の工場では、今日も変わらずおせんべいの製造が行われています。山三商会で働く従業員の国籍はさまざま。日本人はもちろん、ベトナム、インドネシア、フィリピン、ネパール、インド、スリランカと、多くの外国人が活躍しています。
ふとしたときに、ちょっと異国のあれこれを聞いてみたい。そんなときにもすぐに返事をもらえる、国際色豊かな職場です。

インドをご紹介――多様性に富んだ国インド

本日は、そんな彼らの出身国の中から、インドについてご紹介しようと思います。
インドといえば、まずその広大な面積と人口が思い浮かぶのではないでしょうか。インドの面積は世界で7番目に大きく、日本の約9倍。人口は約14億人で、世界で最も人口の多い国です。
言語はヒンディー語と英語を中心に、22の指定言語が共存しているというから驚きです。これ一つをとっても、インドがいかに多民族・多言語・多文化社会であるかということがよくわかります。
歴史的にも古く、さまざまな文明が興った国です。多彩な宗教や文化が共存し、知れば知るほどその奥深さに惹きつけられる、魅力あふれる国だと感じます。

インドと日本、どちらが暑いの?

その気候も、広い国土の場所場所によって大きく異なります。北部では過去に50℃を超える記録的な高温を観測したこともある一方、高山地帯では冬季に最低気温が氷点下を下回ることも多いそう。
インドはよく「一年中暑い国」と思われがちですが、どちらかというと「地域ごとの気候差が日本よりはるかに極端な国」という方が正確かもしれません。日本の北海道と沖縄でさえ気候の違いはあるのですから、あの広大な土地を有するインドであれば、その気候差はなおさらです。
とは言え山三商会で働くインド人スタッフに聞くと、やはり今年の日本の夏よりも、インドの暑さの方が厳しいとのこと。毎年日本の夏の暑さに弱音を吐いている身としては、心強い限りです。

インドに日本のお菓子はありますか?

それでは、インドの人にとって日本はどのような国なのでしょうか。ドラえもん、アンパンマン、クレヨンしんちゃんなど、やはり日本のアニメ文化はインドでも人気のようです。
では、お菓子は?―――残念なことに、日本の数々のアニメ作品のようには、日本のお菓子の名前がインド人の口から出てくることはありません。なかにはインドで徐々に認知度を広めている日本の商品もありますが、まだその数は多くありません。
おせんべいに関しても、山三商会で作っているようなパリッとした大判のおせんべいは、インドではなかなか見かけることが無かったそうです。
味覚の違いはもちろんですが、宗教上の理由や食文化など、相手が大切にしていることを尊重しながらも、いつかは日本のアニメと同じように愛される日本のお菓子を、インドや世界中に届けたい。その思いを持って、これからもおせんべい作りに取り組んでいきます。

海を越えた先にある国と繋がろう

その第一歩として、まずは相手の国のことを知ってみるのはどうでしょう。
島国育ちのわたしたち日本人にとって、海を越えて海外に出かけることは、気軽なものというよりはどちらかというと特別なイベントです。わたし自身、海外への渡航経験はごくわずかで、驚くほど外国のことを知りません。
しかし山三商会の職場では、それぞれの国のことを一番よく知る外国の仲間たちがすぐ隣で働いています。遠くだと思っていた外国とも、こうして隣同士の距離感で繋がることができるのです。
相手の国はどんな国なのか、どんな特徴やどんな歴史があるのか。大切にしていることは何なのか。そういったことを知りながら、ここ山三商会での小さな一歩を、世界へ繋がる大きな一歩に繋げていきたいと思います。